スニーカーのソール塗装がはがれる原因と使用可能な塗料をチェック
2019.9.18
今回は、スニーカーソールの塗装についてお困りの方に向けて、塗装がはがれる原因や、再塗装におすすめの塗料について紹介していきます。
スニーカーのソールは、外部からの衝撃を受けやすいパーツで、頻繁に使用しているとすぐに傷んでしまいます。
また、新品では購入できない限定品のスニーカーを中古で購入した場合に、塗装がはがれてしまっていたという体験談を耳にすることもあります。
ソール塗装がはがれたままでスニーカーをはいていると、内部のパーツがダメージを受けてしまうこともあるため、劣化に気づいたら早めに対策をするのがおすすめです。
お気に入りのスニーカーをなるべく長くはき続けるために、ソール塗装の知識を増やしておきましょう。
スニーカーのソールの色がはがれる原因
スニーカーのソール塗装がはがれる主な原因は、経年劣化だと言われています。
ソールに多く使用されている素材は、すべり止めとしての効果を発揮しやすいラバーやウレタンです。
特に、ウレタン素材のソールには、摩耗に強く耐久性に優れたポリウレタン、軽量でクッション性があり屈曲に対する強度がある発泡ウレタンなどの種類があります。
両者とも、靴の中でも強いダメージを受けるソール部分にはピッタリの素材ではありますが、雨や紫外線、路面から伝わる熱などに影響を受けやすいというデメリットもあります。
ソールがコーティングしてある場合は、長持ちするスニーカーが多く見られます。
しかし、長い期間同じスニーカーを使い込んだ結果、コーティング膜が劣化し、ソール塗装がボロボロとはがれてしまうケースも少なくありません。
また、アッパーだけではなくソール部分にも本革や合皮が使われているようなレザースニーカーも色落ちが発生します。
革の場合は、擦り傷ができたり乾燥した状態が続いたりすることで色がはがれてしまうため、ウレタンやラバー素材のソールとは異なるケアが必要となるでしょう。
スニーカーのソールの塗装におすすめの塗料
スニーカーのソール塗装を行う際には、アクリル樹脂やゴム系塗料など素材の条件に合った塗料を選ぶことが重要です。
靴修理専門店では主に、カラーバリエーションが豊富で汎用性の高いアクリル塗料を使用しています。
メタリックやパール調の塗料もあるため、色味を調整しやすく、さまざまなブランドのスニーカーを修理できるおすすめの塗料です。
ウレタンやラバーだけではなく、レザー素材に合うアクリル塗料もあり、セルフペイントを行う場合も修理したいスニーカーのソールに合った商品を選んで購入できます。
ただし、ソール自体が激しく劣化している場合はアクリル塗料を使っても色が定着せず、すぐにはがれてしまう場合があります。
修理できるケースが多い本革以外の素材は、染色可能か外見だけでは判断しにくいため注意が必要です。
自分で塗装できない場合は専門店に相談を
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことでスニーカーソールの塗装についてご理解いただけたと思います。
ソール塗装は自分で行うこともできますが、素材の状態を見極めるテクニックが必要であるため、大切なスニーカーを美しく仕上げたい方は専門店に相談してみてください。
REPRO-PARKではスニーカーの修理やカスタムを受け付けております。
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